基板設計は電子機器の主要部品となる、電子回路を構成しているプリント基板を設計することをさします。電子回路に利用する電子部品を実装する場所を決め、それぞれの電子部品を配線するためのアートワークを作成します。
基板を製作するには回路図を作り、それを元に基板設計をして、初めてプリント基板が製作されます。回路図はロジカルに作られたものなので、実際の物のサイズは関係なく図面を描くことができます。しかし、基板設計は回路図を元に回路が正しく動作するように電気的特性をクリアし、かつ製品に合わせた基板サイズに収める設計をする必要があります。
それぞれの位置関係を基板のサイズを考慮しながら、ありとあらゆる基板製作における制約をクリアすることに日々奮闘しています。