インタビュー

デザイン

シナノセイケンで
働く技術者を紹介します

基板設計 経験36年

vol.01 基板設計技術者
Q.普段されている業務内容を教えてください

お客様からご提供いただく資料に記載されている、回路図や製品のサイズ、部品の数、種類を確認し、すべての部品が製品サイズの基板に乗るように基板を設計しています。また、不具合のある基板の改善・提案を行う作業も行っています。

Q.誇れる技術、得意とする技術を教えてください

お客様から提供いただく資料から、部品の性質や回路を流れる電圧を考慮し、基板設計を行っています。しかし、部品数によっては1枚の基板に納まらない場合がありますが、製品の起動に問題ない部分を見極め、基板の枚数を増やして対応する等の解決策を見いだし、ご提案させていただいております。
その工程、作業では特に経験と技術が必要な部分であり、得意としている作業の一つです。

vol.01 基板設計技術者
vol.01 基板設計技術者 仕事風景
Q.お客様にご満足いただいた事例を教えてください

医療関係の製品を扱うお客様が、海外で基板を製作したところ不具合が発生したとご相談をいただきました。
基板を確認した際に、メモリーICとCPUを行き来するパターンや、水晶デバイス周辺の回路に原因があると考えられました。
その問題点を改善してご提供したところ、問題なく製品が作動し、ご満足いただける結果となりました。

vol.01 基板設計技術者 仕事風景
Q.シナノセイケンの魅力を教えてください

シナノセイケンは同じ基板を扱っている会社ではありますが、設計、実装、組立など、各工程で基板に関わる様々な知識を持った技術者が揃っています。
自身の関わる仕事の知識を深めることはもちろんですが、作業の際に社内でコミュニケーションを取り合いながら作業を進めるため、前後の工程を考慮したうえでお客様へ最善のご提案をできることが強みであり、魅力だと感じています。

vol.02 基板実装(営業兼務)技術者

基板実装(営業兼務)
経験23年

vol.02 基板実装(営業兼務)技術者
Q.普段されている業務内容を教えてください

回路図を確認しながらデータの作成を行い、機械実装(マウンター実装)を行うだけではなく、基板を完成させ、検査するところまでを含め対応しています。
また、現在は営業も兼務しているため基板設計や組立、配線などの幅広い技術者とやり取りをしながら基板全体の知識を深めつつ、お客様にとってより良い技術のご提案をさせていただいております。

Q.誇れる技術、得意とする技術を教えてください

電子部品を乗せるところから始まり、その解析、リワークまで一貫して対応することができます。
機械実装もそうですが、手載せ実装、手付けはんだ実装、それらに付随するリワークや改造作業などを一貫してお客様から相談されることが多くありますが、実装に関するすべてに対応できるため、その場でより良い対応策をご提案できることが強みです。

Q.こんな依頼にもシナノセイケンでは対応できるという内容を教えてください

基板設計から実装まで一貫性をもってご提案をすることができます。
ご依頼をいただく中で、試作のご依頼が多く、コストや納期のご相談、資産をできるだけ持ちたくないというイニシャルに関するご相談もあります。
それらのご相談に対して極力お客様のご希望にお応えできるように、納期の調整や、メタルマスク等のイニシャルがかからないように対応する等工夫をしてイニシャルレスの実現化を行っています。

vol.02 基板実装(営業兼務)技術者 仕事風景
Q.これからチャレンジしていきたいことはありますか

現在シナノセイケンでは基板設計から基板実装、検査、付随する組立までを対応していますが、これからは更に業務の幅を広げていきたいと思っています。回路設計から、製品として形になるところまで対応できる会社になっていきたいと考えています。
また、電子部品によっては低温度で溶けるはんだを使用することが望ましい場合があるため、そのような設備対応、技術の向上を行っていき、より多くのお客様のご希望に応えられる会社にしていきたいです。

vol.02 基板実装(営業兼務)技術者 仕事風景

組立配線 経験18年

vol.03 組立配線技術者
Q.普段されている業務内容を教えてください

お客様より部材支給を受け、図面や手順書に基づいて組立や、配線、調整作業を行っています。また単にご希望通りに対応するだけではなく、より良い製品をご案内できるように改善策をご提案させていただくこともあります。

Q.誇れる技術、得意とする技術を教えてください

指先を使い、豊富な経験を活かして作業を行うメカ調整(ギヤのかみ合わせやボールスクリューの芯出し、レール平行度の調整など)が得意です。
また、回路図に基づいたハーネス加工や配線作業、顕微鏡を使用した組立、バリ取り作業も得意としています。

Q.難しい課題への解決方法、対応実績を教えてください

できるだけお客様からのご依頼に対応できるように心がけています。

vol.03 組立配線技術者
vol.03 組立配線技術者 仕事風景

ご依頼内容によってはサイズや環境的に対応が難しい場合もありますが、ご依頼を実現するためには何の情報が必要なのか、困難だと感じる部分の物事を細分化して考えるなど、社内にて検討を重ねて対応策を見いだしています。
他にも短納期のご希望にも対応できるように社内にて対応策を考え、不足部材がある場合等には、自社で部材手配し納期を厳守するなど、常にお客様からのご希望に添える会社であるように心がけています。

Q.シナノセイケンの魅力を教えてください

ご支給いただいた図面を見た段階で、「どの部分に穴を増やした方がいいか」、「この堀を深くした方が良い」、「部品をここに増やした方がいい」というお客様のご希望される動作に対してより良い結果がでると考えられるご提案を行う場合があります。
そのご提案をすることができる経験と実績がシナノセイケンの魅力の一つです。

vol.03 組立配線技術者 仕事風景
vol.04 リワーク・手はんだ技術者

リワーク・手はんだ 経験18年

vol.04 リワーク・手はんだ技術者
Q.普段されている業務内容を教えてください

リワークと、部品交換時にジャンパー線をつなぎ直す等の改造に関する業務、手はんだ実装を行っています。

Q.各作業で誇れる技術、得意とする技術を教えてください

回路図を確認しながら、規定に沿ってパターンカットを行う作業や、基板の改造が得意です。
内容としては、0402サイズのチップ部品の取り付け、ピッチの狭いQFPや、リードがなく電極パットが端子とされているQFNの取り付け取り外し等、細かい部品に関する手はんだ実装が可能であり、得意としている技術だと感じています。ただ単純に部品を交換するというわけではなく、周りの部品との兼ね合いを考慮しつつ、周りの技術者とも相談をしながらより良い解決策を見いだし、対応しています。

Q.こんな依頼にもシナノセイケンでは対応できるという内容を教えて下さい

電子部品は種類が豊富で、今後更にサイズが小さくなっていくと考えられます。
その際にお客様が希望されるご依頼に対応していけるよう、より技術を高めていきたいと考えています。その方法として、技能検定にも積極的に取り組み、国家資格を取得する技術者を増やし、シナノセイケンは対応力が高いとより多くの方に感じてもらえるようになっていきたいと考えています。

vol.04 リワーク・手はんだ技術者 仕事風景