
こんにちは!基板・実装・サイトウ★です。
電子機器の心臓部とも言える「基板」。
製品の安定稼働を支える大切な存在ですが、長年使用しているとトラブルもつきもの。
そんなときに役立つのが「基板修理」や「リワーク(再作業)」です。
今回は、基板の寿命を延ばすために知っておきたい修理・リワークの基本を、わかりやすくご紹介します!
基板修理ってどこまでできるの?
「部品が壊れたら交換するだけ」と考えていませんか?
実は、部品の不良やハンダの浮き、パターン剥離など、さまざまなトラブルに対して部分的な修理が可能です。
とくに最近では、コスト削減や環境配慮の観点からも、修理対応のニーズが増えています。
「これ、本当に直せるの?」と迷ったら、一度専門業者に相談してみるのも一つの手です。
リワークとは? 新品と同じクオリティを目指す再作業
「リワーク(Rework)」は、製造工程で発生した不具合やミスを、正常な状態に戻す再作業のことです。
たとえば、部品の向き違い、ハンダの不良、異物混入などが対象になります。
リワークは、ただの「手直し」ではありません。
製品の品質基準に適合することが求められる、人の手が頼りの高度な技術作業なんです。
当社では、熟練のスタッフが顕微鏡レベルで確認しながら、精密なリワークを行っています。
修理・リワークが寿命延長につながる理由
基板は消耗品と思われがちですが、適切なタイミングで修理・リワークを行えば、寿命を大きく延ばすことが可能です。
- 故障箇所だけを修理して、全体の再製造コストを回避
- 稼働中の設備を止めずに対応できる
- 予防保全にもつながる
特に量産前の試作段階では、リワークの柔軟性が大きな武器になりますよ。
まとめ:基板の“再生力”を信じて
壊れたら終わり…ではなく、基板は「直して使う」時代です。
修理やリワークをうまく活用することで、製品寿命の延長、コスト削減、そして持続可能なものづくりにつながります。シナノセイケンでは、微細なプローブピン検査の経験を活かし、高品質な基板検査やリワーク対応のご相談も承っています。
「これって修理できる?」「再作業ってどこまでできるの?」など、お気軽にご相談くださいね。