更新日 2025.10.03

  • 基板実装

故障は諦めない!基板修理・リワークでコスト削減と環境貢献

基板修理作業

こんにちは!基板・実装・サイトウ★です。 

「不良が出たら、すぐに交換」——そんな常識が変わりつつあるのをご存じですか?

製品の高性能化にともなって、基板の構造はますます複雑に。でも、それに比例するように、コストもじわじわと上がってきています。「ちょっとした不具合のために、全部交換するのはもったいない…」と感じたこと、きっと一度はあるのではないでしょうか?

実は、基板修理やリワーク(再加工)によって、製品の寿命を延ばし、コストをグッと抑えることができるケースが増えています。

「捨てる」から「直す」へ

当社では、プローブピンの交換や部分的なリワーク作業を通じて、数多くの基板の“延命”に成功しています。たとえば、クリスタルや抵抗周辺に発生した軽微なはんだ不良や、実装ミスによる交換対応も、リワークで解決可能です。

これまでは「故障=廃棄」が当たり前だった現場でも、「この部分だけ直せばまだ使えるのでは?」という視点が増えてきました。再利用できる部分を見極めて、無駄を最小限に抑えることが私たちの役割です。

修理・リワークで得られる3つのメリット

1. コスト削減
部品価格やリードタイムが上がっている今、修理できるものは直して使うのが賢い選択。数十枚単位で積み重ねれば、かなりのコストインパクトがあります。

2. 環境にやさしい
廃棄物の削減にもつながるため、SDGsやESGに取り組む企業姿勢としてもプラスになります。とくに海外向け製品では、環境配慮が求められる場面も増えています。

3. 現場の柔軟性が向上
リワーク可能な体制があると、不良発生時もスムーズな対応が可能に。「納期に間に合わない!」というピンチを回避できることも。

当社のこだわり:小ロット・短納期にも対応

「数枚だけなんだけど…」「急ぎなんです!」という声にも、できるかぎりお応えしています。当社では、高精度な検査技術と職人レベルの手作業を組み合わせることで、細かな要望にも対応可能です。

また、リワークを前提とした治具設計にもノウハウがあります。「まずは相談だけでも…」という段階から、丁寧に対応いたします。

まとめ:あきらめないモノづくりを

故障や不良は、モノづくりの現場では避けて通れないもの。でも、「あきらめずに直す」という選択肢があることで、製品の価値も企業の信頼も守ることができます。「こんな場合でも直せるかな?」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
お客様の現場にとって、「リワーク」という選択が大きな武器になるかもしれません。
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